キャバ嬢 ゆうか、語る

C:皆さんこんにちは。今日は六本木のカリスマキャバ嬢のユウカさんにお越しいただいています。ユウカさん、よろしくお願いします。

Y:ユウカです、こんにちわ。

C:再びゲストをお呼びして夜のお仕事についてのお話をしていただくわけなんですが。ユウカさんはどうでしょう?こういうインタビュー的なのにはもう慣れっこだったりします?

Y:いやいや!全然そんなことないですよ笑 私あんまりメディア露出多くないですもん。

C:ユウカさんレベルの方だと、インスタとかで何万とかフォロワーついちゃいそうなのに、SNSとかあんまりやりませんよね?

Y:そうですねー。実は全然関係ない名前でTwitterはやってるんですけど。

C:あ、そうだったんですか?

Y:はい。〇〇〇(なんか株系のアカウント適当に)

C:ええ!?株なんてやってらっしゃるんですか?

Y:趣味ですけどね笑 副業で結構お金はいるんです。

C:なるほどー。ユウカさんがどうその道に至ったのかは後々聞くとして、とりあえず順を追って質問していきたいとおもいます。現在は南青山にお住みのユウカさんですが、一体どのようにしてキャリアアップしてきたのか。まず、ユウカさんはキャバ嬢になられて何年目なんでしょうか?

Y:二年目ですね。夜のお仕事自体はまずガールズバーから入って、最初の半年でやめてこっちに来ました。

C:やはりお金に困ってのことだったのでしょうか?

Y:そうなんですよ。私地方からの上京組なんですけど、東京の家賃の高さにびっくりしちゃって笑 それと奨学金のコンボでほんっとにカツカツでした。

C:では最初は短期間出勤して一気に稼いじゃおうっていうノリでした?

Y:そういうノリでしたねー。正直キャバクラという業界をナメまくってました笑

C:おお、何か意識高い発言が笑

Y:いや、ほんとに。私も含めてキャバクラを始める子ってみんなそうなんですよ。ちょっと夜の仕事してちょっと稼いでやめちゃおう、みたいな。でもぶっちゃけそういう子には風俗で働いちゃったほうが効率いいし、実際に最初の十日くらいでヘルスとかに移っちゃう子が多いです。

C:キャバ嬢は効率的に稼げないということでしょうか?

Y:ある程度長くみる必要はあるとおもいます。そして成功するかも本人次第ですね。やっぱり接客業なので。

C:ユウカさんも奨学金の分を稼げればよかったのであれば、風俗でお仕事をしたほうが効率的だったんじゃないですか?

Y:当時は自分もそう思ってたんです。はじめのころに一緒に仕事をしていた子たちは、やっぱりデリやヘルスに移っていく子が多かったです。

C:では、ユウカさんがこの業界に残ろうと思ったキッカケは何だったんでしょう?

Y:私の場合は、とあるお客さんがすごく私のことを気に入ってくれて、早々に奨学金を肩代わりして頂いたんです。

C:すごい!太っ腹なお客さんですね笑

Y:本当に感謝してます。なので本当はキャバを辞めてもよかったんですけど、正直やりたいこともなかったし。それにやっぱり普通に会社に入るより稼げちゃうじゃないですか。二十台でその生活水準を味わっちゃうと、落とすのもいやだなあって思ってしまって笑

C:マトラッセが買えなきゃいやだと笑

Y:結構目ざといですね笑 そう、シャネルが大好きで。マトラッセの新しい色が出ると欲しくなっちゃいますね笑。これは今年のやつなんですけど。

C:ユウカさんは誰からみても夜の成功者なわけですが、その秘訣のようなものをお教えいただいてもよろしいでしょうか。

Y:そうですねー。さっきも言ったけど、やっぱり接客業な以上は気配りですね。ナンバーの子はやっぱりそこが違います。キレイな子やかわいい子は、最初こそちやほやされますけどそれだけじゃだめです。というか、そういう子ほど最初にレベルの高い店へ入れられるので、実力以上の接客を要求されて潰れちゃうとか。

C:キャバ業は下克上が基本だと笑

Y:もちろん、美容をおろそかにしていいわけじゃないです。ただ結局はどれだけリピーターをとれるかなので、お客さんに気に入られることができれば、容姿に関係なくナンバーになれます。

C:具体的にどういう気配りができればお客さんに気に入られるんでしょうか?

Y:お客さんの趣味に常にレーダーを張っておくことですね。リピーターのお客さんは年配の方が多いので、ゴルフとか釣りとか。いざやってみたら結構おもしろくて、気づいたら男趣味一色に染まっていたり笑

C:ユウカさんはそういう影響で何かご趣味をなされていたりすんですか?

Y:お客さんにパフューマーの方がいて、

C:パフューマー?

Y:あ、香水のアーティストさんのことなんですけど。やり方を教えてもらって自分でもはじめたら、部屋が理科室みたいになっちゃいました笑

C:理科室笑 でもオシャレな趣味でいいですね。

Y:ありがとうございます笑

C:そんなユウカさんは今年いっぱいでキャバを卒業なされてしまうということで、惜しむ声がたくさん寄せられているのですが。これはどういう心境のご変化なのでしょうか?

Y:なんか女としてこれを認めたら負けな気がするんですけど笑 結局若さには勝てないと思うんですよね。それでさっきの株の話につながるんですけど。

C:ははあ。キャバ時代に稼いだお金を運用していく、と。

Y:私も実はぜんぜんそういうの詳しくないんですけど。私の奨学金を肩代わりしてくれた方がそっちのプロで。ある程度元手さえあれば、一気にとはいかないけど段々と稼いで行けるよとアドバイスをいただいたんです。

C:もうあとはスローライフを満喫していくということですね。

Y:はい笑 今更就職っていうのも何か違うし。あとはまあ、人並み以上にお金があればいいかなと。

C:現代の女性たちはみんなユウカさんのようなライフスタイルに憧れていらっしゃると思うのですが。これから夜で成功していこうという女性たちになにかアドバイスをいただけないでしょうか。

Y:若さは力!笑

C:あっさりすぎないですか笑

Y:でもほんとに、容姿の話だけじゃなくて、体力とかもそうだし。女性は二十台前半が一番の稼ぎ時ですから。ここで掴めるチャンスを掴むべきだとおもいます。お金がたまればそれだけ信頼も増えていきます。夜のお仕事をやめたあと、どうやってやりくりしていけばいいかも、きっとそういう知識との出会いがあるはずです。迷う前に行動に移しましょう!

C:ユウカさん、ありがとうございました! CoCoAは働く女性の改革を応援しています!次はぜひ貴女の成功談をお聞かせください。